2006年12月8日金曜日

ISP の暗雲

IIJ、東証一部へ市場替え

IIJ がマザーズから東証一部への指定変えをうけたと発表した。
マザーズから一部というのも中々きかないが、IIJが創業して15年目になるこの冬にそういった
ニュースがあるのは、インターネットの古参ユーザとしてはうれしい限りである。

元々独立系として名をはせていたが、02'年のCWCショックにより負の遺産を背おう事になった。
それ以後、NTT資本が多分に入り、負債の償却のために決算上は赤字になるという苦しい時期が
つづいた。

今年で、ついに黒字三年目。晴れて一部の資格を達成ということだろう。

IIJのニュースもさておき、古参ユーザなら知らないものはいないであろうNifty(@nifty)も東証二部に
上場した。
初値は206,000円、終値は203,000円と、どちらも公開価格の21万円を下回る結果である。

mixiショックとえらい違いだなと。

web2.0系企業じゃないと上場しても話題にもならないし、投資家からみてISPという業態はもう魅力が
ないのであろう。
IIJにしてもNiftyにしても、出来高の少なさがそれを物語っている。

web2.0=虚業とまではいわないが、日本のインターネットを支えるインフラというものに対してもう少し
興味をもってほしいものだ。。。


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